ヘアトリートメントしたら髪が傷んでしまったのですが… 何故ですか?
髪が傷んでいるので美容室で髪質改善・酸熱トリートメントをしたのですが施術直後は綺麗になりましたが数日するとボロボロのハイダメージ毛になりました(涙)どうしたらいいですか?
これらが、40年以上ずっと美容師をしていた筆者が一番よくされる質問です。
2010年… 筆者の書くDO-Sブログで「トリートメントは髪を傷めます!」という記事を書き理美容業界を騒がせ、すっぴん髪・素髪理論を元に完全オリジナルのDO-Sシャンプー&トリートメントを開発しました。
その後も「クリープパーマ技法」「処理剤なんて下水の肥やし」「中間水洗で還元剤は流れません」「リタッチカラーのすすめ」「水抜きアイロンはパンドラの箱」などなど… パーマや縮毛矯正、ヘアカラーにも分野を広げ新美容出版『マルセル』等の理美容師さんが勉強する専門誌にも多くの特集記事で取り上げられ、日本全国で美容技術・毛髪理論講習会も沢山開催しました。
現在、筆者の始めた(株)DO-S企画はすっぴん髪・素髪理論を元にDO-Sシャントリから始まりヘアケア製品やパーマ剤、縮毛矯正剤、ヘアカラー剤や特許ケラチン等の各種処理剤など沢山の理美容師さん向けの薬剤を多くラインナップする美容メーカーになっております。
今回は「ヘアトリートメントは髪を傷めます!」筆者はこいつをどうして発見したのか?どうしてトリートメントでヘアダメージしちゃうのか?など詳しく解説していきましょう。
美容師が発見したトリートメントの真実!
最近では髪質改善メニューや酸熱トリートメントなどいろんなタイプの美容院で行う『サロントリートメント』がありますが、これらは平成5〜6年ぐらいから増えてきました。
当時はいろんなメーカーさんから新しいサロントリートメントが発売されていたので、筆者のサロンでもよくメーカーさんやディーラーさんにお願いして臨店講習をしてもらってました。
そこで重大な発見をしてしまったのです… 毎回同じ女性スタッフにモデルになってもらってたんですが
なぜか?サロントリートメントをすればするほど髪が傷んでいくのです(涙)
臨店講習でサロントリートメントをした日はツヤツヤサラサラなんだけど…
1ヶ月も経過すると… 以前よりダメージが増加したようなボサボサ髪に…
これって確実に、トリートメントをすればするほどダメージしてる!よね?
トリートメントはヘアダメージを修復するんだよね?髪の傷みを治すんだよね?って何度も講習してくれてる営業さんに質問してみましたが…
その髪質改善メニューやサロントリートメントを作ってるメーカーの… しかも販売しなきゃいけない営業さんが まともに答えてくれるハズがありません!
しかも当時流行っていた高温アイロンで熱処理するサロントリートメントなんて、美容師側がなにか施術ミスをするといきなりボロボロに傷んじゃうものとかも登場したりとか… ヘアダメージを修復・補修するトリートメントなのにミスすると凄くダメージするのもおかしいですよね?
トリートメントは確実に髪の毛を傷めています!
ヘアトリートメントは髪を傷めますか?
ラッキーなことに筆者は若い頃に理美容商材メーカーでインストラクターや開発のお手伝いをしていたので、その分野にも師匠と呼ばれる方や友達がいました。
それで営業マンさんばかりじゃなくそういう開発関係の方たちにもいろいろ聞いたのです。
で でもね… 残念ながら… 誰からもまともな答えが返ってきませんでした(汗)
「サロントリートメントすると1ヶ月もしたら前よりダメージが激しくなってるよね?」
友達の美容師やスタッフたちに話をするとみんな「そうそう!」って納得するし、サロントリートメントを何回もしてるお客さんの髪をみても確実にダメージ増えてるし(涙)
でも なぜトリートメントでヘアダメージするのか? これがなかなかわからなかったんです。
きっかけはある日突然訪れました…
サロントリートメントが登場したのと同じ頃… 美容業界では従来のストレートパーマからブローやストレートアイロン工程を入れた『Mr.ハビット』『リシオ』『リペア』などの縮毛矯正と呼ばれるものにバージョンアップされてきてたのです。筆者もメーカーの開発の先生に協力してアイロン式の縮毛矯正の研究開発をしていました。
そんな時に、地元の某美容室さんがタウン情報誌に縮毛矯正の広告を出してました…
トリートメントでツヤサラのストレートヘアに!
当店の◯◯◯はトリートメント成分で髪に栄養を与えながらクセ毛を綺麗にストレートにしますので髪の毛を全く傷めません。ダメージレスで縮毛矯正が出来ます。
まだまだ毛髪にノンダメージとかダメージレスとかって言葉はあまり使われていない時代でしたが、トリートメントの成分で髪を傷めずに縮毛矯正ができるの?って感じです。
このタウン誌の広告文を読んで、筆者はピンときました!
当時の縮毛矯正剤にはカチオン系ポリマーという髪の表面を強力にコーティングする成分が使われていたのですが…
もしかして?この縮毛矯正剤の強い表面コート(皮膜、被膜)でツヤサラになるので傷んだ感じがしないことをノンダメージ・ダメージレスって言っちゃってる?
そういえば、当時流行り始めてたM3Dや髪質改善メニューとか2〜3ステップ式のサロントリートメントにもかなり強い表面コーティングをしてるよね…
髪のキューティクル付近に強いコーティングをする事がダメージに関係してる?
トリートメントとストレートパーマ・縮毛矯正
髪質改善メニューやサロントリートメントが登場したのとちょうど同じ頃に、筆者は某メーカーの開発の方と新しいアイロン式の縮毛矯正の研究や検証をしてたのです。
で〜すでにその時には、初めて縮毛矯正する人は超艶々の綺麗なストレートヘアになるけど、何回もたり施術して数ヶ月すると、ボサボサのダメージヘアになる場合が多いってわかってました。
縮毛矯正やストレートパーマはそもそも普通のパーマなどと比べると随分と強い(きつい)薬剤で髪のシスチン結合を沢山切断するのでヘアダメージはかなり多いハズなんですが… でもどう考えてもその強い薬剤のレベル以上に激しくダメージしていくのです(汗)
そしかして?ダメージを感じさせないために配合してる強いコーティング成分【特殊カチオンポリマー】ってのがあるんだけど、これのせいでより激しくダメージするのかな?
表面コートのせいで髪の中に矯正剤のアルカリなどの髪に悪い成分たちが残留してより髪を傷めてしまうんじゃないのかな?
ストレートパーマ・縮毛矯正でハイダメージ毛になってしまうのも、髪質改善メニューやサロントリートメントで髪が傷むのも、髪をコーティングしちゃうからなんじゃないの!
被膜・皮膜コーティングでの髪の傷みとは?
【擬似キューティクル】臭い物に蓋をする?髪の毛の傷みを誤魔化してツルピカ美髪に見せる表面コーティング(被膜・皮膜)を貼っちゃうからヘアダメージが増えちゃうんじゃないのか?
平成の初め頃から多くの美容商材メーカーさんたちはこぞってシリコンやカチオンポリマーなどの強い被膜成分でコーティングして髪をツヤサラにする薬剤やヘアケア剤を作るようになりました。シャンプー・リンスやヘアケア剤に被膜成分のシリコンが多く使われるようになり、高性能の高分子ポリマーが登場してからヘアカラー、パーマ剤や縮毛矯正剤やサロントリートメントまで被膜成分で表面コーティングしてダメージを誤魔化し、ツヤサラ美髪に見せるようになりました。
その後、若い頃からお世話になってた薬剤開発者の方が新しく立ち上げたメーカーに移籍しパーマや縮毛矯正の薬剤を開発中でね。その薬剤の実験や検証のお手伝いをしてたんでが、その時にモデルをお願いしてた方達の髪を観察してて、ふと思った事があったんです。
最近の表面コート系のツヤサラ薬剤は施術したては綺麗で髪が傷んだ感じもないけど、1〜2ヶ月後になるとヘアダメージが逆に多いんじゃないのか?
毛染めやパーマ、ストレートパーマの施術時に表面コートするのでアルカリや還元剤などの悪い成分が髪に閉じ込められて残留しやすくなりより髪を痛めつけるんじゃないのだろうか?
ってことで、パーマ液とか縮毛矯正剤でポリマー系の皮膜成分を出来るだけ配合しない薬剤を試作してもらって実験したりシャンプー・トリートメントも皮膜を貼らないだけでなく薬剤のコーティングを取り除くようなものにしたりなどの数々の実験・検証を繰り返しました。
そして試行錯誤の結果…
被膜コーティングの影響でヘアダメージが増加するのを発見しました。
【髪質改善】DO-Sすっぴん髪・素髪ヘアケアでヘアダメージ修復
毛髪の命と言われるとても重要な『結合水』
縮毛矯正、パーマ、ストレートパーマ、ヘアカラーなどの髪の毛をダメージさせる化学薬品を使うメニューでは、それら髪に悪い成分たちが皮膜コーティングで髪の内部に残留してしまい、余計にヘアダメージを増やしているってのはすぐに理解できたのですが…
サロントリートメントやホームケアで使うシャンプーやトリートメントやヘアケア剤などは特に髪に悪い薬品を髪の中に入れてる訳ではないんですよね… では何故ダメージが増えるのか?
髪の命と言われてる【結合水】にありました。
健康毛の場合だと髪の毛はシャンプーの時とかのびしょびしょに濡れてる状態だと、約30%程度の水分を含んでるんだけど、その中の18%ぐらいは【吸着水】と呼ばれる髪の組織にくっついく水分ね、これはドライヤーしたり、乾いていくとすぐに蒸発していきます。
だから普通ドライヤーなどで乾いた状態だと12%前後の水分含有量なんだよね。
んでこの普通に乾燥した状態の水分の中の約7%が【自由水】って呼ばれる比較的自由に出入りする水分ね。例えば冬場の空気が乾燥してる時とかドライヤーで乾かしすぎた時などはこの自由水が減少しちゃうので髪も乾燥毛になってしまうって理屈だね。
わかりやすくいうと「髪の状況に合わせて自由に出入りする水分」って感じです。
そして残りの5%程度の水分が髪の命と呼ばれる【結合水】で、この結合水は毛髪の組織にがっちりと強力に結合しててそう簡単には出ていかない水分で、髪の水分維持だけでなく髪のケラチン同士などもしっかりとくっつけてるとても大切なもんだね。
たとえば、髪の毛って何時間もドライヤーをかけ続けたり、アイロンをジュ〜ジュ〜しても自由水がかなり抜けちゃってパサパサにはなるけど、全く水分が無くなって乾麺パスタみたいにパキパキに折れたりはしません。これがドライヤーをどんだけかけても普通は出ていかない【結合水】があるおかげなんですよね。
皮膜コーティングでなぜ髪が傷むのか?
髪の表面にあるキューティクルは濡れたら開いて、乾くと閉じるような動きをして髪の水分調整なども行なっています。このキューティクルに強力な皮膜コート成分が付着して固まる(ビルドアップ)とキューティクルの水分調整機能が上手く働かなくなり、シャンプー後などは水分(吸着水)がなかなか蒸発しにくくなり、ふやけたような状態が続きます。
イメージでいうと、長風呂した後に手の指がふやけてしまったような感じね(笑)
皮膜コーティングにより毛髪の水分調整が上手くいかず、このようにふやけてしまうとタンパク質が変性しやすくなり【結合水】にも悪影響を及ぼし、少しづつ髪の命である【結合水】が減少してしまうんです。これが皮膜コートで髪の毛が少しづつダメージしていく理由なんですね。
一つ目のヘアトリートメントで髪の毛が傷んでしまう原因は、ツヤサラに見せるための表面皮膜 だったのですね!
サロントリートメントをしたり、家庭でも皮膜系のトリートメントを使用する
ヘアダメージを誤魔化すため、髪を綺麗に見せるために強力な表面コーティングをする
皮膜コート成分が固まり、キューティクルが上手く機能しなくなる
髪の水分調整が上手くいかなくなり髪の命と呼ばれる結合水が減少してしまう
結合水が減少し、髪が乾燥してタンパク質も流出してヘアダメージする
ツヤサラに見せるためのヘアトリートメントの表面皮膜により結合水が減り、少しづつ髪の傷みが進行していく!ここまではわかったのですが…
平成の半ばあたりから登場してきた効果や持続性の高いM3Dトリートメントや髪質改善ヘアエステや、最近では酸熱トリートメントなどのような、ダメージ毛が綺麗になる場合も多いけど、なぜか?いきなりボロボロに髪が傷んでしまうようなサロントリートメントも登場してきたのです。
髪質改善トリートメントでボロボロのダメージ毛
強い表面皮膜によるヘアダメージは徐々に乾燥毛になりバサバサをダメージしてくる感じなのですが、髪質改善メニューや酸熱トリートメントなどの場合は、施術直後〜数日程度経過した頃にいきなりバサバサゴワゴワの酷いダメージ毛やビビり毛になる場合があります。
※髪質改善メニューや酸熱トリートメントでダメージした例
こういうケースの場合、元々縮毛矯正やブリーチなどでかなりのハイダメージ毛の方が効果の高く持続性の良い髪質改善メニューや酸熱トリートメントをした場合で、しかも最初の数回はとても効果が高かったので何回か繰り返した時に、いきなり取り返しのつかないビビり毛になってしまうなどの場合があります。
そういったダメージ修復?補修効果がとても高く、日持ちもよい髪質改善や酸熱トリートメントたちがなぜこんなにボロボロにヘアダメージさせてしまうのか?
これは、トリートメントでの内部補修とその持続性(日持ち)に原因があるのです!
ダメージ毛というのは
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前章までに説明した髪の表面のキューティクルの損傷ともう一つダメージホールといって髪のケラチンタンパク質が流出して空いた穴(空洞)のような傷みがあるのですが…
ヘアトリートメントの目的として、このダメージホールの穴埋めという髪の内部補修があります。トリートメントでこの内部補修をすることでダメージしてテロテロになった髪にハリコシを出してしっかりとさせるのです。
トリートメントでの髪の内部補修の仕組み
ヘアトリートメントの仕組みとしては、髪の内部のダメージホールの穴埋めをして内部補修する、そして表面のキューティクル部分にツヤサラ皮膜を貼り見た目や手触りを綺麗に整える。
そうです、内部補修と表面皮膜の両方を行うと効果が高いのです。
ではヘアダメージの内部補修トリートメントとはどういう仕組みは説明していきましょう。
まず髪の毛は90%程度は18種類のアミノ酸が結合してできたケラチンという弾力性があり水分を含む繊維状の細長いタンパク質でできていますが、これらはS-S結合(シスチン結合・ジスルフィド結合)という強い結合で結びついています。
健康毛のS-S結合の図↓
生えてきたばかりやノンダメージ毛なら沢山のS-S結合が詰まっているのですが、なんらかの影響でヘアダメージすると、このS-S結合が切れたりして消失してしまいます↓
そうなるとシスチンが減少し空洞ができダメージホールになってしまうのです。
昔っからあるヘアトリートメントの基本原理での髪の内部補修では
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シスチンが減少して出来たダメージホール部分にトリートメント成分が浸透して詰まることで内部補充するという事です。
ただし、これはシャンプーするとすぐに流れ出てしまい持続性はありません!
そこで髪質改善メニューや酸熱トリートメントなどの新しいトリートメント技法ではこの内部補強成分をシャンプーしても取れないように、日持ちする持続性の良い方法を考えたのです。
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それは、内部に浸透させたトリーメント成分をなんらかの化学反応で接合して大きく出にくくし、それらをなんらかの反応で髪の毛にくっつけてより出ないように改良していったのです。
※ちなみに酸熱トリートメントの例でいうと、酸熱トリートメントの主成分であるグリオキシル酸がアミノ基というのを髪の内部に浸透させて、イミン結合(イミノ結合)という反応でアミノ基同士を結合させて髪に吸着させトリートメント効果を持続させるようにしています。
これが最近主流の髪質改善メニューや酸熱・水素トリートメントなどの髪の内部補修の仕組みなのです。
ただし、ここで重要なのが…
トリートメント成分同士が髪の内部で大きくなり外に出にくくなるのは問題ないのですが、
メーカーさんや美容師さんたちは、その大きくなったトリートメント成分が髪の毛に 結合や架橋する と説明しますが…
さほど強く結合や架橋する訳ではありません!
髪の毛にはよほどのハイダメージじゃないと切れないペプチド結合や、パーマ・縮毛矯正の薬で切断するシスチン結合(ジスルフィド結合)など通常の生活ではまず切れることのない結合とかもありますが、トリートメントで行われる結合や架橋はこれらとはレベルが全く違い…
実際は、結合というより吸着(くっつくだけ)って感じで
持ちもせいぜい数日から持続性の高いもので1〜2週間程度です。
※こちらの持続性には表面皮膜の強さやホームケアで使用するマイルドシャンプー等で差があります。
トリートメントでの結合の持ちは1〜2週間程度である!
そして実は、このトリートメントの持続性がヘアダメージの元凶だったりします(涙)
持続性の良いものほどヘアダメージします。
髪質改善系のトリートメントでは髪の内部補修(補強)を日持ちさせるために、成分同士をなんらかの反応でくっつけあい、その大きくなった成分を髪の組織に1〜2週間吸着させる。
美容院で行う髪質改善メニューで、時間もかけてお客さんからそれなりに料金を頂くのですから、その日だけでシャンプーしたらすぐに取れてしまったんじゃ駄目ですもんね…
ただし、この持続性の良いサロントリートメントほどヘアダメージも多いのです!
より日持ちをするように強い皮膜を張ったり、その皮膜を落とさないようにオーガニックでアミノ酸系のマイルドシャンプーを使ったりでのヘアダメージの増加もありますが…
最近の髪質改善トリートメントなどはもっと持続性を上げるために、トリートメント成分を沢山浸透させ成分同士を強い反応でより大きくしたり、アイロンの高熱で焼き付けたりしてより強力に吸着させたりします
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すると… これらの過激な反応は髪に負担をかけシスチンを傷つけたり、シスチン結合自体を切断してしまう場合もあるのです。
これで、数週間経過し内部に浸透してたトリートメント成分が流出してしまうと
↓
よりダメージホールが増えてボロボロに傷んだ髪の毛になってしまいます(笑)
強い表面皮膜でツヤサラで手触りがとても良く、ハリコシだ出て髪がしっかりとし、しかもその効果が数週間程度は持続する!
これが髪質改善や酸熱トリートメントなど持続性の高いトリメントでのヘアダメージの仕組みなのです。
美容師さんからこんなコメントを頂きました・・・
美容師をかれこれ20年以上続けてますが、過去に『すっかり髪の毛が治ったんでトリートメントは必要無いですね☝』なんていうセリフを言った事も無いし、そういうセリフを美容師に言われたというお客様にも出会った事が無いんです。
もし仮にトリートメントが髪を修復してくれるのならば、なぜトリートメントをし続けないといけない髪の毛ばかりなのでしょうか?
過去に2週間に一回トリートメントをされるお客様がいらっしゃいましたが、その方は何年も2週間に一回トリートメントを続けてました…結局『もうトリートメントしなくてもいいんじゃないですか?』と言える日は来ませんでした…
ただ昔の僕は『それでもきっとトリートメントは髪に良いハズ!』という希望を持ってました。が、そんな時にこんなブログに出会ってしまったんです→トリートメントは髪を傷めます。
髪を傷めないヘアトリートメントとは?
髪の毛を傷めるトリートメントの仕組み…
◎ツヤサラ美髪に見せる&感じさせる 表面皮膜
◎ダメージホールを埋めハリコシを持続させる 内部補修
そう、強い表面皮膜と日持ちする内部補修でヘアダメージが増加していくのです。
だから髪を傷めないトリートメントというのはこの逆のモノになるんですよね。
現代の日本人は皆さん『毎晩お風呂でシャンプーする』とういう習慣を持ってますので、たった1日だけトリートメントでダメージホールを埋めて髪の傷みを誤魔化すことが出来て、必要最低限の表面皮膜で綺麗に見せるとこが出来たらそれだけで良いのです。
出来るだけ髪の毛を傷めないトリートメントとは…
必要最低限の表面皮膜 と その日だけの内部補修!
こいつを実現するためには、残留皮膜をちゃんと洗えて、内部補修の成分がしっかり、たっぷりと入るためにシャンプーも重要な役割を果たすので、毎日使うシャンプー&トリートメントで行うすっぴん髪・素髪ヘアケアというものが登場したのです。
【論より証拠】すっぴん髪・素髪ヘアケア
ちゃんと洗えるシャンプーで残留被膜等を落とし、トリートメント成分が沢山入るような土台を作り、その日だけダメージを誤魔化すだけの染み込むトリートメントですっぴん髪ヘアケアを行うと…
ブリーチでハイダメージした髪でもこの程度までは傷みが誤魔化せます↓
チリチリに傷んだビビり毛も4ヶ月間ほどすっぴん髪ヘアケアを行うと↓
すっぴん髪ヘアケアを継続して行い、結合水を減少させる強い表面皮膜や髪を傷める持続性トリートメントをしないことで、少しづつ髪の毛が変化していきます。
このブログ記事を読んでみてください
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DO-Sシャンプーでなぜヘアダメージが治るの?なぜ抜け毛が減るの?
ちゃんと洗えるDO-Sシャンプーと染み込んでその日だけダメージを誤魔化すDO-Sトリートメントですっぴん髪ヘアケアすると使い始めの頃はすごくギシギシして扱いにくい髪になりそうなイメージを持ちがちですが… だいたい3パターンの毛髪の感じになります。
↓
すっぴん髪・素髪ヘアケアを行うならこれらの記事を熟読してください。
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[…] それに美容師をかれこれ20年以上続けてますが、過去に『すっかり髪の毛が治ったんでトリートメントは必要無いですね☝』なんていうセリフを言った事も無いし、そういうセリフを美容師に言われたというお客様にも出会った事が無いんです。もし仮にトリートメントが髪を修復してくれるのならば、なぜトリートメントをし続けないといけない髪の毛ばかりなのでしょうか?過去に2週間に一回トリートメントをされるお客様がいらっしゃいましたが、その方は何年も2週間に一回トリートメントを続けてました…結局『もうトリートメントしなくてもいいんじゃないですか?』と言える日は来ませんでした…ただ昔の僕は『それでもきっとトリートメントは髪に良いハズ!』という希望を持ってました。が、そんな時にこんなブログに出会ってしまったんです→トリートメントは髪を傷めます ※このブログは何度も改稿されてます […]