ヘアカラーリングに関したよくある質問

ヘアカラーの薬剤や技術関係、毛染めでのヘアダメージや頭皮アレルギー関連のQ&Aです。

ヘアカラー(毛染め)での薬剤、理美容師の技術、ヘアダメージ、頭皮アレルギー等に関するよくある質問ページです。

ヘアカラー剤の1剤は色素とアルカリ剤、2剤はオキシドール(以下オキシ)で出来ていて、明るく染める毛染めでは①アルカリ剤とオキシの反応で髪のメラニン色素を壊して脱色(ブリーチ)して明るくし②色素とオキシの反応で色素を発色させて染めます。

ヘアカラー(毛染め)での髪の傷みの大半は髪色を明るくするために行うブリーチ(脱色)です。

明るくするアルカリカラーでのヘアダメージは、強いアルカリ度をもつアルカリ剤によるシスチンの溶解(溶けること)、シスチン結合を切断してランチオニンを生成すること、オキシとの反応でメラニン色素を破壊することの3つが主原因になります。

ヘアカラーの仕組みとヘアダメージの原因

ヘアカラーでのダメージの大半はアルカリとオキシの反応で行うブリーチ(脱色)です。一般的な2浴式のアルカリカラー剤の場合はいくら暗くするカラー剤でもブリーチするのでダメージは多くなります。ですのでアルカリとオキシドールを使用しない(脱色しない)弱酸性カラーや塩基性、HC染料、ヘナ などで染めるとダメージ軽減になります。

ただし、これらは発色が悪かったり、ヘナなら染まりがアテにならないとか、あと色持ちが悪く、頻繁に染めないといけないなどの欠点もあります。

ヘアカラーダメージ

全くの嘘です。ヘアカラー剤が空気酸化するなんていう理屈は全くありません。ヘアカラー後はしっかりと洗わないとヘアカラー剤の悪い成分が髪や頭皮・毛根に残留してヘアダメージや抜け毛、細毛、軟毛の原因になる場合もあるのでしっかりとシャンプーしましょう。

脱洗剤、湯シャンというのはシャンプーしないことで『皮膚常在菌』が皮脂や汚れを分解除去してくれるのですが、残念ながら『皮膚常在菌』はヘアカラー剤等の化学薬品は分解除去は不可能なのでヘアカラー後はシャンプーしたほうが良いです。

目安としては、DO-Sシャンプーなら2〜3種間、アミノ酸系等のマイルドシャンプーなら1ヶ月以上はシャンプーしましょう。

湯シャン、脱洗剤でヘアカラー剤の有害薬品残留は除去できません!

ヘアカラー施術後に頭皮に痒みを感じる程度の軽い症状の方なら、ジアミン残留が減少すれば少しぐらいは効果がある場合もありますが、通常~重度のジアミンアレルギーの方なら、ジアミン染料を塗布した時点でアレルギー反応を起こしますので施術後にいくら除去しても意味も効果もありません。重度のジアミンアレルギーの方なら必ずノンジアミンのカラー剤を使用しましょう。

ジアミンアレルギーはカラー剤と塗布した時点でアレルギー反応を起こしますので、施術後にジアミン除去しても効果はありません。

白髪を抜いたのが原因で白髪が増えることはありません!全く根拠のないデマです。

白髪を抜いてもその周りに白髪が増えることはありません。

髪の毛は毛根で細胞分裂して出来たばかりの時は無色(白髪)なのですが、毛根には髪にメラニン色素を入れる工場みたいな器官があり、そこで色素を入れるので日本人なら黒髪とかって色で髪は生えてくるのです。
この色素を入れる工場が休止・停止してしまうと色素が入らないので白髪のまま生えてきてしまうのです。

まったく出鱈目なお話ですね… ラウレス硫酸ナトリウムだから油分、水分、カラーの色味を全部取るわけは絶対にありませんのであまり気にしなくていいです。

DO-S初心者ならパーマ剤はDO-SカールLシリーズ、2剤はDO-Sオキシ1.5がオススメです。